将来が不安、悩みが尽きない──そんな状況にあるとき、ふと誰かに「あなたは悩みたいから悩んでいるんだよ」と言われたら、どう感じるでしょうか?
かつての私は、その言葉に心底困惑しました。
「悩むこと」は本能ではなく、選択かもしれない
借金に追われ、不安の渦中にいた頃の私は、悩んで当然だと思っていました。
でも時間が経ち、ふと気づいたことがあります。それは、
「悩む・悩まない」は、その人の“向き合い方”で変わるということです。
人間には大きく分けて2種類のタイプがいるのかもしれません。
- 悩みと真正面から向き合う人
- 悩みをやり過ごす選択をする人
悩みの“量”や“種類”ではなく、“どう接するか”の違い。
マサイ族の言葉に見る「ストレスとの向き合い方」
ある日、マサイ族の旦那さんと暮らす日本人女性のYouTube動画を見ていて、思わず唸った言葉があります。
ストレスからの逃げ道を2つ作っておく。
ストレスが玄関から来たら、窓から逃げる。
ストレスが窓から来たら、玄関から逃げる。
「傷つくと分かっているなら、あえて傷つくようなことはしない」。
なんとシンプルで力強い哲学でしょうか。
もちろん、そう簡単にいかないのが私たち人間です。
悩みの渦にハマりやすい人は、長年の思考習慣(クセ)によって、無意識に悩む方向へと思考を巡らせてしまいます。
思考のクセに気づけば「悩みの外」に出られる
悩みグセを断ち切る第一歩は、
「あ、いま悩みのループにハマってるな」と気づくこと。
気づくことで、悩んでいる“自分”を客観的に観察できるようになります。
そうすれば、「悩みの中の自分」ではなくなります。
気づいたあとの選択肢は2つ
次にすべきことは、自分に合った方向性を選ぶこと。
1つは、考えても解決しないことからは距離を置くこと。
マサイ族のように、意識的に楽しいことや集中できることに気を逸らす方法です。
もう1つは、モヤモヤの正体がわからないときに、あえて深く掘り下げること。
その際は、
- 紙やPCに「とにかく書き出す」
- 思いつくまま言語化してみる
こうすることで、モヤモヤが整理されてスッキリするだけでなく、思わぬ解決策が見えてくることもあります。
自分で「悩まない選択」をする力を育てる
悩むこと自体が悪いわけではありません。でも、悩むことに疲れてしまっているなら、
「悩んでいる私」に気づいて、別の行動を選ぶことから始めてみてください。
悩みたくないのに悩んでしまう──そのループから、少しずつ抜け出していけますよ。
