誰かに気を遣い続けて疲れていませんか?「私ばかりが頑張っている」と感じる瞬間があるなら、それは我慢の限界が近づいているサインかもしれません。この記事では、無意識に自分を犠牲にしてしまう思い込みから抜け出すヒントをお伝えします。
「私ばかり気を遣っている」とこぼした先輩の話
以前、一緒に働いていた先輩社員がふとこんなことを言っていました。
いつも私ばかりが気を遣っていて、他の人は全然気を遣ってくれない。
実際、その方は職場の人間関係をよくするために多くの気配りをしてくれていました。気難しい上司への対応についてアドバイスをくれたり、他の社員のことで上司に相談してくれたり、本当に頼りになる存在だったのです。
でもその一言を聞いたとき、私はこう思ってしまいました。
今までの気遣いって、無理してやってたの?、と。
「認められたい」気持ちがつらさを生む
その先輩は、空気を読んで先回りして行動できる素晴らしい人でした。ただ、特にチューターや調整役という立場ではなかったため、自主的にやっているのだと思っていたのです。
けれど、そこに「私の努力を認めてほしい」「頑張りに報いてほしい」という感情が乗ってくると、少し印象が変わってしまいます。
もしかするとその根底には、
「誰かがやらないといけないことだから、私が仕方なくやっている」
という思い込みがあったのかもしれません。
でも本当は、誰もやらなければ他の人が動き出すこともあるし、どうしても必要なことなら上司と話してルールや役割を明確にすればいい。
自分ひとりで抱え込む必要なんて、本当はないのです。
家庭でも起こる「私ばかり」現象
この「私ばっかりがやってる」という気持ちは、仕事だけでなく家庭でもよく起こります。
たとえば、家事や育児などで「なんで私ばっかり…」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
心に余裕があるときはスルーできることでも、疲れているときやストレスがたまっているときは、イライラが爆発する原因になります。
もし、みんなの「心の余裕メーター」が見えたら、もっとお互いを思いやれるかもしれません。でも実際は見えないからこそ、
ちゃんと話すことが必要なんです。
我慢が限界に達する前にできること
もし今、心のどこかで「我慢してるな…」と感じているなら、まずは自分が何を我慢しているのか書き出してみてください。
書くことで頭の中が整理され、モヤモヤの正体がはっきりします。それだけでも気持ちが軽くなりますし、相手に伝えるときにも言葉にしやすくなります。
さらに、我慢していることに対しての対応策をしっかり考える時間を取ってみること。
そうすることで、「仕方ない」と思い込んでいた状況に対しても、他の選択肢が見えてくるようになります。
誰かのために頑張ることは素晴らしいことですが、自分を犠牲にしてまでする必要はありません。
あなたが心地よく過ごせるように、自分の気持ちにも優しく向き合ってみてください。
